PSP壁紙 by crack 壁紙作りのノウハウ |
質問があったものをまとめました。
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1. 「フレームの付け方」「背景を透明化(切り抜き)するには」「PictBear SEを使っている人に少しだけアドバイス」 |
2.「リサイズとトリミング」 | 「ぼやっとした輪郭を追加する」 | 「PictBear SEのプラグイン」 |
3. 「切抜きの縁を綺麗にする方法(その1)」「いろいろ影のつけ方」「血痕の作り方」「返り血の作り方」 |
4. 「絵の上にある文字の消し方」「フレームの作り方」 |
5. 壁紙作りの小技 [1.背景] [2.キャラの光の濃淡] |
6. PS Vita用の壁紙の作成について |
リサイズとトリミング |
PC用の壁紙やスキャナーなとで取り込んだ絵をPSP用に加工するときサイズを小さくする必要が出てきます。 それをリサイズといいます。 初心者の方などは、リサイズの時に絵の縦横比率(アスペクト・レシオといいます)が狂って、 つぶれ気味になったり、間延びしたりしてしまいます。 そこで比率を変えずにリサイズする方法とトリミングについて説明します。 とりあえず、使ってる方が多そうなPictBear SEで説明します。 他のツールでもほぼ同じだとおもいます。 |
1.まずPSP用に加工したい絵を表示します。 (例は1024x768のPC用壁紙サイズです)。 |
2.次にさっそくサイズを変更します。 上のツールバーより「イメージ」⇒「イメージのリサイズ」を選びます。 |
ここです。 |
3.イメージのリサイズウィンドウが開きます。 ここでサイズを入力して変更します。 PSPの壁紙サイズは480x272ですから、それ以上でなくてはいけません。 注意することは「縦横比を固定する」と「補間処理を行う」に必ずチェックを付けることです。 「縦横比を固定する」にチェックをつけないと当然縦横比が狂います。 「補間処理を行う」」にチェックをつけないと絵を大きく変更した時にドットが目立ってしまいます。 これはいつも付けるようにして下さい。 今回はサイズを幅480にします。高さは「縦横比を固定する」にチェックがついていれば、勝手に決まるので入力しません。 「OK」ボタン押下でリサイズします。 |
4.次にPSP壁紙用に新規作成を行います。 サイズは480x272で解像度は1000dpi位、フルカラーで設定します。。 |
5.サイズ変更した絵を選択範囲「全て選択」で選びます。(Ctrl+Aでも出来ます。) 選んだ範囲をコピーします。(Ctrl+C) |
6.PSP壁紙用に貼り付けます。(Ctrl+V) ただし、このままでは絵が変なところで切れてしまいます。 デフォルトは左上を基点に張り付くからです。 |
7.左のツールバーから移動を選びます。 これで絵をクリックしたまま動かせば表示している絵の位置を動かせます。 また、カーソルキーで1ドットずつ細かく動かせます。 |
8.ちょうどいい位置になったら保存します。 この絵の場合は高さが272より大きいので元絵より上下が切れます。 縦横比を変えずにPSP用壁紙を作る場合は必ずと言っていいほど上下または左右を切らなければなりません。 (この必要な部分だけを切り出すことをトリミングといいます。) ちょうどいい感じに切るには人それぞれの感性や美意識を必要とします。 いっぱい作って練習しましょう。 |
切り取った絵の周りにぼやっとした輪郭を追加する |
まず、PictBear 用のプラグインを追加してください。 これが無いとはじまりません。 沢山の種類があり、それぞれ追加しなければなりませんが 出来れば全部追加した方が制作の幅がうんと広がります。 今回使うのは、ガウスぼかしフィルタぐらいですが・・・。 PictBear 用のプラグインhttp://egis-s.hp.infoseek.co.jp/index.html ガウスぼかしフィルタ http://www.bea.hi-ho.ne.jp/gaku-iwa/ 1.まずは画面を開き、切り抜きたい絵を表示します。 そして「背景を透明化(切り抜き)するには」で行った手順で絵を切り抜きます。 |
実はこんな具合に絵の周りに白く縁がのこります。 絵の周りに白っぽいぼやっとした輪郭を追加すると これが目立たなくなる効果もあります。(*^ー゜)b (これはバックにもう1枚レイヤーを追加して黒で塗りつぶして目立つようにしています) |
2.これを「リサイズとトリミング」でやったようにPSPサイズにします。 このように大きなサイズのうちに切り抜いて小さくリサイズすると縁が目立たなくなります。 (メモ・メモ・・・っと!) |
4.コピー側の絵の明度を調整します。 上部ツールバーから「イメージ」⇒「明るさの調整」を選択します。 |
「明るさの調整」は今回は-255にします。 (つまり1番暗くする) PictBear SEは1番暗くしても真っ暗にはならないので、これを4回ほど繰り返す。 |
4回ほど「明るさの調整」で暗くした結果。 (これで影とかも作れますね。) |
5.この絵を塗りつぶしで好きな色に変えます。 今回は縁が白っぽいので目立たなくなるように白でぬりつぶします。 |
6.いよいよぼかします。 上部ツールバーから「フィルタ」⇒「0:ぼかし」⇒「2:ぼかし(ガウス)」を選択します。 (プラグインを追加していないと出てきません。) |
ガウスの数値は大きくするとぼかしも大きくなります。 今回は32.7ぐらい。分かりやすいようにちょっと大きめにしてあります。 Reversalはチェックをはずし、それ以外はチェックを付けます。 |
ぼかした絵をCtrl+Aで選択し、Ctrl+Cでコピー。 元の絵にCtrl+Vで貼り付けてください。 レイヤーの1番上に張り付いている場合はレイヤーの↑↓ボタンで切り抜いた絵の下に来るように動かしてください。 つまり 「切り抜いた絵のレイヤー」 ↓ 「ぼかした絵のレイヤー」 ↓ 「背景」 になるようにします。 これで「画像の統合」をすれば切り抜いた絵とぼかした絵はひとつになります。 |
これはサンプルです。。 ぼかしを白のほかに赤をもう1つ追加し、プラグインフィルターで作ったレイヤーを追加してあります。 @切り抜いた絵 A白いぼかした絵 B赤いぼかした絵 C背景用レイヤー D黒く塗りつぶした背景 |
PictBear SEのプラグイン |
PictBear SEのプラグインがある場所を載せておきます。 egis Station http://egis-s.hp.infoseek.co.jp/index.html がくのほめぱげ http://www.bea.hi-ho.ne.jp/gaku-iwa/ やすゆき http://sleipnir.pos.to/ egis Station様はPictBearのプラグインの総合サイトみたいなところです。 ここで殆どのプラグインはそろいます。 がくのほめぱげ様は「ガウスぼかしフィルタ」の作者様サイトです。ここにもいいプラグインがあります。 やすゆき様はPictBear SEの本体のサイト跡地です。ここでPictBear SEの本体をダウンロードできます。 |